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インプラントと義歯 【コスト・見た目・快適さを徹底比較!】

インプラントと義歯
【コスト・見た目・快適さを徹底比較!】

自分の歯を失った時、その歯を補う治療として義歯(入れ歯)やインプラントがあります。
義歯とインプラントでは何か違うのか、どちらに決めたら良いか、悩まれる方も多いのではないでしょうか?
こちらのコラムでは、義歯とインプラントを様々な観点から比較していきますので、違いをご理解いただいた上でご自身に合った方を選択していただければと思います。

1. はじめに:歯を失ったときの選択肢

・歯を失うとどうなる?(見た目・機能・健康への影響)

歯を失うことは、見た目だけでなく、口の機能や全身の健康にも大きな影響を与えます。
具体的には、以下のような問題が発生する可能性があります。

① 見た目への影響

  • 前歯を失うと、口元の印象が大きく変わるため、笑顔に自信が持てなくなる。
  • 歯が抜けた部分の歯ぐきが下がり、老けて見えることも。

② 咀嚼機能への影響

  • 噛み合わせが崩れ、食べ物を十分に噛めなくなる。
  • 硬いものが食べづらくなり、食事の満足感が低下。
  • 消化不良の原因となることも。

③ 健康への影響

  • 咀嚼力の低下によって栄養不足や胃腸への負担が増える。
  • 残っている歯に負担がかかり、他の歯が弱くなる可能性がある。
  • 歯並びが崩れ、顎関節症や頭痛の原因となることも。

このような問題を防ぐために、失った歯を補う治療法として『インプラント』『義歯(入れ歯)』の選択肢があります。

・インプラントと義歯(入れ歯)の基本的な違い

インプラント義歯
(入れ歯)
治療方法顎の骨に人工歯根(チタン製)を埋め込み、その上に人工歯を装着取り外し式の装置で、歯ぐきや隣の歯に支えて装着
見た目天然歯に近く、周囲からはほとんど分からない部分入れ歯は金属のバネが見えることがある
噛む力天然歯に近い強い咀嚼力を発揮硬いものを噛むのが難しく、ずれることがある
快適さ違和感が少なく、自分の歯のように使える慣れるまで違和感がある場合がある
メンテナンス日常の歯磨きと定期的なメンテナンスが必要毎日の取り外し・洗浄が必要
寿命適切なケアをすれば10~20年以上使える5~10年ごとに交換が必要

・どちらを選ぶべき?判断基準を解説

★インプラントが向いている人

  • 「しっかり噛める」歯を求める人
  • 見た目を重視したい人
  • 長期間使える治療法を希望する人
  • 外科手術に抵抗がない人
  • 健康状態が良く、骨が十分にある人

★義歯(入れ歯)が向いている人

  • 手術をしたくない人
  • 短期間で歯を入れたい人
  • 費用を抑えたい人
  • 骨量が少なく、インプラントが難しい人
  • 高齢で、簡単な治療を望む人

どちらが最適かは個々の状況によりますが、機能性・見た目・快適さを重視するならインプラント、手軽さとコストを重視するなら義歯が選択肢になります。

2. コスト比較:インプラントと義歯、どちらがお得?

・インプラントの費用相場(手術費用・材料費・メンテナンス費)

インプラントは1本あたり30万~50万円が相場となっています。
当院での具体的な内訳は以下の通りです。

項目費用目安
診察・検査
(CT撮影など)
70,000円~
手術
(インプラント埋入)
200,000円~
人工歯の装着(被せ物)150,000円~
メンテナンス
(定期検診・クリーニング)
3,000円~10,000円
※症例によっては「骨を増やす手術(骨移植・GBR法)」が必要になり、追加費用が発生することがあります。

・義歯(部分入れ歯・総入れ歯)の費用相場

義歯は、保険適用と自費診療で大きく費用が異なります。

種類費用目安
保険適用の部分入れ歯5,000円~
保険適用の総入れ歯10,000円~
自費診療の部分入れ歯
(ノンクラスプデンチャーなど)
200,000円~
自費診療の総入れ歯
(金属床など)
200,000円~

・長期的なコストの違い(寿命・修理・交換の必要性)

インプラント自費診療
耐久年数10~20年以上5~10年程度
修理・
交換
基本的に不要(メンテナンス次第)割れたり合わなくなったら交換が必要
メンテナンス費用定期検診費用が必要修理や作り直しの費用がかかる

・保険適用の範囲と自費診療の違い

治療方法保険適用自費診療
インプラント
適用外

費用が高いが
質が良い
義歯
(入れ歯)

保険適用で
安価

見た目・耐久性
に優れた
自費診療あり
※インプラントは基本的に保険適用外ですが、事故や病気による歯の喪失の場合、一部適用されることもあります。

・「安い vs. 高い」だけで決めてはいけないポイント

  • 短期的なコストでは義歯が安いが、長期的に考えるとインプラントの方が割安になることも。
  • 噛む力や快適さを考慮すると、インプラントの方が満足度が高い。
  • 生活の質(QOL)を考えたとき、どちらが自分に合うかを判断することが重要。

3. 見た目(審美性)比較:自然な仕上がりはどっち?

歯を失った際に気になるのが、「見た目がどれくらい自然になるのか?」という点です。
特に前歯を失った場合、歯の審美性は大きな問題になります。
ここでは、インプラントと義歯(入れ歯)の見た目の違いについて詳しく比較していきます。

・インプラントの見た目の特徴(天然歯との違い・色や形の選択肢)

インプラントは、天然歯に最も近い見た目を実現できる治療法です。
その理由は、以下のような特徴があるためです。

  1. 【天然歯に近い色・形を再現可能】

    ・インプラントの被せ物(上部構造)はセラミックやジルコニア製で、色や透明感が天然歯とほぼ同じ。
    歯科技工士が患者の歯の色に合わせて調整するため、周囲の歯と馴染みやすい。
  2. 【人工歯根(インプラント体)が歯ぐきに埋まるため、違和感がない】

    歯ぐきから自然に生えているように見えるので、他人からはインプラントだと気づかれにくい。
    歯ぐきと人工歯の境目が目立たないため、笑ったときも自然な仕上がりになる。
  3. 【前歯にも適している】

    ・笑ったときに見える前歯にも適用可能で、見た目を気にする人におすすめ。

・義歯の見た目の特徴(人工歯の素材・目立ちやすさ)

義歯(入れ歯)も審美性を重視して作られますが、インプラントと比べると見た目の自然さには若干の差が出ることがあります。

  1. 【 保険診療の義歯は人工的に見えやすい】

    ・保険適用の入れ歯はレジン(プラスチック)製のため、やや不自然な質感や透明感が出る。
    ・長期間使うと変色しやすい。
  2. 【自費診療の義歯なら自然な見た目が可能】

    セラミックやジルコニアの人工歯を使えば、より本物に近い見た目を再現可能。
    ・「ノンクラスプデンチャー(バネなしの部分入れ歯)」を選べば、目立ちにくくなる。
  3. 【金属のバネが見えてしまうことがある】

    ・部分入れ歯はクラスプ(金属のバネ)を歯に引っ掛けるため、笑ったときに見えることがある。
    ・バネが見えない「ノンクラスプデンチャー」もあるが、自費診療となる。

・「自然な笑顔」を取り戻すための選び方

項目インプラント義歯
(入れ歯)
見た目の
自然さ
天然歯とほぼ同じ自費診療なら自然だが、保険のものはやや人工的
目立ち
やすさ
他人に
気づかれにくい
部分入れ歯はバネが見える可能性あり
歯ぐきとの境目の
自然さ
とても
自然
線が目立つことがある
審美性を求める場合のおすすめインプラントが最適ノンクラスプデンチャーやセラミック義歯なら自然

結論として、審美性を最優先するならインプラントが最適です。
義歯でも自然な見た目に近づけることは可能ですが、自費診療の選択肢が必要になる場合があります。

4. 快適さ(噛み心地・違和感)比較

治療後の快適さは、食事や日常生活の質(QOL)に大きく関わります。
ここでは、噛む力や装着感、発音への影響について比較します。

・インプラントの噛む力と安定感

  1. 【天然歯に近い噛む力】

    ・インプラントは顎の骨に直接固定されているため、天然歯とほぼ同じように噛むことが可能。
    ・硬いもの(ステーキやナッツ)や粘着性のあるもの(お餅など)も安心して食べられる。
  2. 【 違和感がほぼない】

    固定式なので、口の中で異物感がない
    ・一度慣れてしまえば、自分の歯と同じ感覚で使える。

・義歯の装着感(違和感・外れるリスク)

  1. 【慣れるまで違和感がある】

    取り外し式のため、装着時に異物感を感じやすい
    ・特に総入れ歯の場合、歯ぐき全体を覆うため慣れるまでに時間がかかる。
  2. 【噛む力が弱くなる】

    ・入れ歯は歯ぐきに密着させて使うため、インプラントより噛む力が弱い
    ・硬い食べ物は避けた方が良いことも。
  3. 【外れる可能性がある】

    ・入れ歯の吸着力が弱いと食事中にずれることがある。
    接着剤(入れ歯安定剤)を使うケースも

・食事への影響(硬いものや粘着性のあるものを食べられるか)

項目インプラント義歯
(入れ歯)
硬いものを噛めるかほぼ天然歯と同じ硬いものは食べにくい
粘着性のある食べ物問題なく食べられるくっつきやすく、外れやすい
食事の
楽しさ
天然歯と変わらない慣れるまでは食事に注意が必要

・しゃべりやすさの違い(発音への影響)

  • 【インプラント】
    違和感なく、発音の影響はほぼゼロ。
  • 【義歯(入れ歯)】
    装着直後は「サ行」「タ行」が発音しづらいことがある。慣れると改善。

・生活の質(QOL)への影響

  • インプラントは天然歯と同じ感覚で生活できるため、QOLが向上しやすい。
  • 義歯は最初の違和感や食事の制限があるが、適応すれば日常生活に支障は少なくなる。

・快適さの比較 まとめ  

「見た目の自然さ」と「快適さ」を重視するならインプラント手軽さや費用を考えるなら義歯(入れ歯)という選択が基本になります。
どちらを選ぶべきかを迷ったら、ぜひ歯科医師に相談してくださいね。

5. メンテナンスと耐久性の違い

インプラントと義歯(入れ歯)は、治療後のメンテナンス方法や耐久性が大きく異なります。
どのくらいの頻度でメンテナンスが必要なのか、またどの程度の寿命があるのかを比較していきましょう。

・インプラントのメンテナンス方法と寿命

  1. 【インプラントの寿命は10~20年以上】

    ・適切なケアをすれば10年以上、場合によっては20年以上使用可能
    ・天然歯と同じように毎日の歯磨きが必要だが、しっかりケアすれば長期間使える。
  2. 【メンテナンス方法】

    ・通常の歯磨き+デンタルフロス・歯間ブラシの使用が必要。
    ・「定期的な歯科検診(3~6ヶ月に1回)」で、インプラント周囲の清掃や噛み合わせのチェックが推奨される。
    インプラント周囲炎(歯周病のような病気)に注意し、プラークをしっかり除去することが重要。
  3. 【修理や調整はほぼ不要】

    ・インプラントは骨に固定されているため、ズレや破損のリスクが少ない
    ・ただし、被せ物(人工歯)が割れたり、摩耗することがあるため、長期間使用する場合は交換が必要になることも。

・義歯(入れ歯)のメンテナンス方法と寿命

  1. 【義歯の寿命は5~10年程度】

    ・入れ歯は5~10年程度で交換が必要
    歯ぐきや顎の形が変わると合わなくなるため、調整や作り直しが必要になる。
  2. 【メンテナンス方法】

    ・毎日の取り外し・洗浄が必須。
    義歯専用の洗浄剤を使い、細菌の繁殖を防ぐ。
    歯磨き粉でゴシゴシ洗うと傷がつくため注意が必要
  3. 【定期的な調整・修理が必要】

    長期間使うと入れ歯が合わなくなり、痛みやズレが発生することがある。
    金属部分やプラスチック部分が割れることも
    ・痛みや違和感を感じたら、早めに歯科で調整を受ける必要がある。

・毎日のケアの手間を比較

項目インプラント義歯
(入れ歯)
毎日の
ケア
歯磨き+フロス・歯間ブラシ取り外して洗浄が必要
定期的な
メンテナンス
3~6ヶ月ごとの歯科検診3~6ヶ月ごとに調整が必要
修理の
必要性
ほぼ不要
(被せ物の交換はあり)
破損やズレによる修理が必要
寿命10~20年以上5~10年

結論として、「メンテナンスの手間を減らしたい」「長持ちする治療を選びたい」ならインプラントが適していると言えます。
義歯は手軽な治療法ですが、日々の手入れがやや面倒で、修理や交換が必要になる可能性が高いです。

6. 健康面・リスク比較

インプラントと義歯は、それぞれ健康面でのリスクや影響が異なります。
手術の有無や、長期的に見た歯や顎への影響を比較していきます。

・インプラント手術のリスク(骨の量・治療期間・感染リスク)

  1. 【外科手術が必要】

    ・顎の骨にインプラントを埋め込む手術が必要。
    ・手術後に腫れや痛みが出る可能性がある。(通常は数日で回復)
  2. 【顎の骨が足りないと手術できないことも】

    ・骨が少ない場合、骨を増やす手術(骨移植・GBR法)が必要。
    ・骨粗しょう症の人は、骨が弱いためリスクが高くなる。
  3. 【治療期間が長い】

    インプラント埋入後、骨と結合するまで3~6ヶ月かかるため、すぐに歯を入れられない。
    ・その間は仮歯を使うことも。
  4. 【感染リスク】

    「インプラント周囲炎」という歯周病に似た炎症が起こることがある。
    ・歯科医院での定期検診と適切なケアが必要。

・義歯によるデメリット(歯ぐきの負担・他の歯への影響)

  1.  【歯ぐきが痩せやすくなる】

    ・義歯は歯ぐきに直接圧力をかけるため、歯ぐきが痩せることがある。
    ・長期間使うと、義歯が合わなくなる原因に。
  2. 【他の歯に負担がかかる】

    ・部分入れ歯は、残っている歯にバネをかけるため、健康な歯に負担がかかる。
    ・バネをかけた歯が弱くなると、さらに歯を失うリスクが高まる。
  3. 【口の中の違和感や痛み】

    ・義歯がズレたり、噛むと痛みが出ることがある。
    ・長時間つけていると、口内炎の原因になることも。

・年齢や健康状態による適性(骨粗しょう症・糖尿病など)

項目インプラント義歯
(入れ歯)
高齢者の適性骨の状態が良ければ可能年齢を問わず適用可能
糖尿病の人術後の回復が遅れる可能性あり影響は少ない
骨粗しょう症の人骨が弱いと手術できないことも問題なく使用可能

インプラントは健康状態によって適応が制限されることがありますが、義歯は年齢や持病があっても問題なく使用できます。

・長期的に見た歯と骨への影響

  • インプラントは骨に固定されるため、顎の骨が痩せにくい。
  • 義歯は歯ぐきに圧力をかけるため、骨が少しずつ減っていく。
  • 義歯を長期間使用すると、顎の骨が変形して顔の輪郭が変わることも。

長期的な健康を考えるなら、インプラントの方が顎の骨の健康維持に適していると言えます。

・「メンテナンスと耐久性」、「健康面・リスク比較」のまとめ 

  • メンテナンスの手間や耐久性を重視するならインプラント。
  • 手術が難しい人や、取り外しできる手軽さを求めるなら義歯。
  • 健康状態によっては、インプラントが適応できないこともあるため、事前に歯科医と相談が必要。

歯の健康を長く保つために、自分に合った治療法を選びましょう!

7. どちらを選ぶべき?判断基準とセルフチェック

歯を失ったとき、インプラントと義歯のどちらが自分に適しているのか迷う方は多いでしょう。
ここでは、それぞれの治療が向いている人の特徴を解説し、簡単なセルフチェックを用意しました。
また、歯科医院で相談する際のポイントもご紹介します。

・こんな人にはインプラントがおすすめ

噛む力をしっかり回復させたい

 ⇒ インプラントは顎の骨に固定されるため、天然歯と同じように噛めます。

見た目を重視したい

 ⇒ 人工歯が歯ぐきから自然に生えているように見えるため、審美性が高い。

✅ 違和感なく快適に過ごしたい

 ⇒ 固定式なので、装着時の異物感が少ない。

✅ 長期的に歯の健康を守りたい

 ⇒ 顎の骨を刺激するため、骨の吸収(痩せる現象)を防ぎやすい。

✅ 手術を受けられる健康状態である

 ⇒ 持病がない、または医師の許可を得られる人。

・こんな人には義歯(入れ歯)がおすすめ

手術をしたくない・できない

 ⇒ インプラントは外科手術が必要ですが、義歯なら不要です。

✅ 短期間で治療を終えたい

 ⇒ インプラントは治療期間が数ヶ月~半年かかることもありますが、義歯は比較的短期間で作成可能。

✅ 費用をできるだけ抑えたい

 ⇒ 保険適用の義歯なら、費用を大幅に抑えることができます。

✅ 顎の骨が少なく、インプラントが難しい

 ⇒ 骨量が少ない場合、インプラントには骨移植が必要になることも。

✅ 取り外しできる方が便利

 ⇒ 義歯なら外して洗浄できるため、メンテナンスが簡単。

・簡単なセルフチェック診断(あなたに合うのはどっち?)

以下の質問に「はい」「いいえ」で答えてみましょう。

1. 見た目をできるだけ自然にしたい

  • はい → インプラント向き
  • いいえ → 義歯でもOK

2. 硬い食べ物(ステーキ、ナッツ、お餅など)をしっかり噛みたい

  • はい → インプラント向き
  • いいえ → 義歯でもOK

3. 手術を受けてもいい

  • はい → インプラント向き
  • いいえ → 義歯向き

4. 費用をなるべく抑えたい

  • はい → 義歯向き
  • いいえ → インプラントでもOK

5. 取り外しせず、快適に使いたい

  • はい → インプラント向き
  • いいえ → 義歯向き

6. 長く使える歯を求めている

  • はい → インプラント向き
  • いいえ → 義歯でもOK

「インプラント向き」の回答が多かった人     → インプラントを検討しましょう!
「義歯向き」「義歯でもOK」の回答が多かった人 → 義歯が適しているかもしれません。

ただし、最終的な判断は歯科医の診断を受けて決めるのがベストです。

・専門医に相談する際のポイント

歯科医院で相談する際には、以下の点を事前に考えておくとスムーズです。

  1. <治療に求める優先順位を決める>

    「見た目」「費用」「噛む力」「治療期間」など、何を重視するか整理しておく。
  2. <健康状態を伝える>

    糖尿病や骨粗しょう症などの持病がある場合、インプラントの適応可否に影響します。
  3. <予算の目安を考える>

    自費診療になる可能性があるため、予算感を相談しておく。
  4. <メンテナンスの手間を考慮する>

    日々のケアや定期メンテナンスの負担についても検討しておく。

8. まとめ:自分に合った方法で快適な生活を!

歯を失ったときの選択肢として、インプラントと義歯の違いを比較してきました。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分のライフスタイルや希望に合った治療法を選ぶことが大切です。

・インプラント・義歯それぞれのメリット・デメリットの総まとめ

インプラント義歯(入れ歯 )
見た目天然歯に近い部分入れ歯はバネが見えることも
噛む力天然歯とほぼ同じ硬いものが噛みにくい
快適さ違和感が少ない慣れるまで異物感がある
治療期間3~6ヶ月程度短期間で完成
費用高額(30万~50万円/本)保険適用なら安価(1~3万円)
メンテナンス毎日の歯磨き+定期検診取り外して洗浄が必要
寿命10~20年
以上
5~10年程度

・まずは歯科医院で相談を!来院前に準備すること

歯科医院では、レントゲンやCT検査を行い、顎の骨の状態を確認したうえで適切な治療法を提案してくれます。
来院前に以下を準備しておくとスムーズです。

治療への希望を整理する(見た目・噛む力・費用など)
健康状態を把握する(持病の有無、服用中の薬)
疑問点をまとめておく(費用、治療期間、メンテナンス方法など)

どちらの治療法を選ぶにせよ、歯を補うことは食事や会話を楽しみ、健康的な生活を送るためにとても重要です。

「どちらがいいか分からない…」と迷っている場合は、まず歯科医院で相談し、自分にとって最適な治療法を見つけましょう!

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