こんにちは!
クローバー歯科クリニックです
今年も時が過ぎるのが早く、いつの間にか3月ですね...
3月といえばひな祭り
女の子がいらっしゃる御家庭ではひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べてお祝いすることも多いでしょう。
私は毎年、母が作ってくれるちらし寿司とひなあられを食べるのが楽しみでした
ひなまつりに食べるものはどれも女の子の健やかな成長と幸せを願う意味が込められています。
皆様も御家庭で楽しく女の子の成長と幸せを願いましょう
さて、今回は口臭対策(治療・セルフケア)についてお話させて頂きます
まず、口臭がくさい原因とされる理由ですが...
①生理的口臭
起床時や空腹時、緊張したときなどは、唾液の分泌量が減少し、口の中の細菌が増殖して口臭が発生します。
また、お口が臭う6割が<舌苔>ぜったい と呼ばれる生理的口臭が原因だと言われております。
舌苔とは・・・?
→ 舌の表面につく、白い苔のような細菌のかたまりです。舌の表面にある舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かい突起の中に食べカスなどが溜まり、細菌のすみ家となり、舌苔として舌に強く付着します。
舌にこびりついてしまった汚れは、歯ブラシや舌専用のブラシで優しく丁寧に直接清掃します。
イラストのように、奥から手前に向かって、軽い力で動かして清掃してください。おえっとならないように舌を思い切り前に出すのがコツです。
この時、大事なことは、舌は非常にデリケートな組織なので清掃する時は、力を入れすぎないこと。1日1回で十分ですので、気になる方は是非試してみてください
②歯周病
歯の周りに細菌が棲みつくと、歯ぐきが炎症を起こして腫れてきます。そして歯ぐきの炎症が進行するとともに、歯の支えが破壊され、歯を支えている骨も溶け出してしまいます。このように結果としてどんどん歯の支え(=歯周組織)が失われていきます。
これが歯周病といわれる病気の原因と成り立ちです
歯周病の初期にはほとんど症状がありません。軽度な時には歯ブラシの時に出血する程度ですが、進行すると歯ぐきが腫れる、
膿がでる、しっかり噛めない、歯がぐらぐらする、口臭 の症状になります。
③古い銀歯を入れている
保険で使われる銀歯も入れた当初は問題ないのですが、古くなってくると接着剤が溶け出したり、銀歯に傷が付き、汚れ(歯垢)が付くようになります。
このことから虫歯や歯周病を引き起こし口臭が発生するケースが多いです
また、銀歯の下が虫歯(二次カリエス)の場合は腐敗臭 ・ 歯周病の場合は生臭いにおいがします。
差し歯も同じ理由から口臭がしていることが多いです。差し歯が古くなると、差し歯と歯根の間に隙間が出来ます。
その隙間に歯垢(プラーク)が付くと歯肉炎になり歯周ポケットができます。ポケットが出来るとさらに歯垢が溜まり臭くなるのです…
銀歯が臭いと感じたら,歯科を受診するようにしてください
新しく被せ物を作り入れ替えることをおすすめしますが、もし万が一そのままにしておきたいという場合は
歯科で定期的に器械的な清掃、定期的にクリーニングをしましょう
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