こんにちは!クローバー歯科クリニックです
梅雨もあけ、暑い毎日が続きますが皆様お元気ですが?
水分補給をこまめにし、熱中症にはくれぐれも気をつけましょう
今回はむし歯についてです
そもそもむし歯とは何か?
口の中に常にいる細菌・ミュータンス菌が、
糖分を分解して糊状の物質(デキストラン)をつくり出します。
この物質を接着剤にして、口の中の細菌が塊となって歯につき、プラークとなります。
むし歯は、このプラーク中の細菌が砂糖など糖分を代謝して酸をつくり出し、
歯の表面を溶かすことによってはじまります。
自然治癒はなく、一度むし歯になると二度と元の歯の状態には戻りません。
年代ごとに違うむし歯の原因
幼少期
まだ自分では歯みがきをするのが難しい年代。
甘い食べ物や飲み物によるむし歯が多くなります。
少年期~青年期
永久歯へ生え変わる小学生くらいの時期は、歯並びが変化するため、みがきにくく、
むし歯になりやすくなります。
乳歯のむし歯が永久歯にうつることもあります。
壮年期
学校での定期的な健診がなくなり、むし歯を放置しやすいときです。
以前に治療した歯の詰め物や、被せているものが古くなり、再びむし歯になることも多くなります。
中年期・高年期
歯周病によって歯茎がやせ、歯の根元が露出してしまうと、その部分がむし歯になりやすくなります。
また、高年期に入り、入れ歯を使用するようになると、残っている歯にプラークがつきがちで、
むし歯や歯周病になりやすくなります。
むし歯=お子様が多い
というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
確かに、乳歯や生えはじめの永久歯はまだ弱く、むし歯になりやすいのも事実です。
ですがその後も、年代ごと特有の原因により、むし歯は引き起こされます。
何歳になっても、予防を意識し続けることが大切です
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