2023.05.23

    学校の歯科健診の目的

    学校歯科検診とは、歯医者さんがやってきて、次から次へと生徒の口の中をチェックし、ムシ歯がないか、歯ぐきが腫れていないか、歯並びはどうかを診断する健診です。
    ムシ歯です、と書かれた紙を持って帰って衝撃を受けた、と言われる方もいますが、これはいわゆる「スクリーニング検査」といって、ふるい分けをするもの。
    つまり、異常があるかないか、をざっくりふるい分けて正確には歯科医院で診てもらってね、というものなのです。
    ですので目で見てちょっと黒いな、気になるな、でもすぐにチェックはついてきます。

     

    小児矯正

     

    歯科医院でのレントゲン検査

    実際のムシ歯はきちんと歯科用のライトで拡大鏡にて確認し、その上でレントゲン検査を行わないと診断できません。レントゲンで確認しても実際に削ったらムシ歯が思った以上に広がっていた、ということも多々あります。
    それは通常レントゲンは2次元であるため、という意味もあります。
    医療系ドラマのオペシーンで「手術でお腹を開いたら思った以上に病巣が広がっていて」等とよく言いますが、ムシ歯や歯周病も同じようなことが起こる可能性はあるのです。

    ムシ歯になりかかっている部位の様子見って…

    だったらムシ歯になりかかっている部位も全部早めに治療したほうが良くないかな?と思うかもしれません。
    でもムシ歯という疾患の最も厄介な部分はとにかく繰り返し発症するということ。
    とくに乳歯は永久歯に比べてムシ歯になりやすく、治療しても治療しても再発してしまいます。治療すればするほど、歯の寿命を縮めることになるのです。

    そう考えるとやはり一番大事なのは予防する、ということです。

    ムシ歯かどうか、よりどうしたらムシ歯にならないか、ムシ歯にならないためにはどうすべきか、プロの視点から歯ブラシの選び方・仕上げ磨きの方法もお伝えできます🌸

    学校検診で用紙を頂いたら、当院にぜひご予約ください☎0484731001☎クローバー歯科クリニック🦷スタッフ一同お待ちしております🦷

     

    投稿者: クローバー歯科クリニック

    2023.05.12

    口臭の原因について

    ひと言で口臭と言っても、その原因は色々です。歯科医院に来られる患者さんも、口臭が気になるとおっしゃる方は非常に多くいらっしゃいます。

    どんなに健康でお口のケアをきちんと行っていても、寝起きや空腹時など、誰でも生理的な口臭はあるものです。しかしそれ以外のことが原因で口臭が気になる場合、何らかのトラブルが関わっていると考えられます。まずは考えられる口臭の原因をご紹介しましょう。

    ・歯磨き不足によるお口の中の不衛生状態

    ・タバコ、コーヒー、にんにく、香辛料など匂いのきついものの摂取

    ・唾液分泌の減少による細菌の増加

    ・胃腸の調子が悪い

    ・加齢

    そして歯を失う二大原因である虫歯歯周病も、決して口臭と無関係ではありません。特に虫歯は年齢に関係なく発症するトラブルです!!

    虫歯は虫歯菌による細菌感染で、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けていく病気です。この時点で既に「歯の健康に異常が起こっていること」をまず理解しておく必要があります。では虫歯による口臭の原因を具体的に挙げてみます。

    虫歯によって穴が開いたところに食べ物が詰まる・・・虫歯になると歯に穴が開いてしまいます。そこへ食べ物が詰まると歯ブラシの毛先ではなかなか取り切れません。そこに細菌が繁殖することで詰まった食べかすが腐り、悪臭を放ちます。

    進行した虫歯により膿が溜まる・・・虫歯が神経まで進行した場合、根の治療を行いますが、なかなか痛みや腫れが引かない場合、神経の内部で膿が溜まっていることがあります。膿があるとイヤな臭いを放つため、口臭となって表れることがあります。

    歯科治療を放置したことによる化膿・・・根の治療途中に治療を放置した場合や仮のフタが取れて穴が開いた状態のまま長期間放置した場合、むき出しになった神経の管から細菌が入り込んで根の先に膿が溜まることがあり、この膿が悪臭の原因となります。

    歯科治療、特に根の治療は絶対に途中で放置してはいけません。最終的な薬を詰めるところまではきちんと治療を受けることが虫歯を治し、口臭の防止に繋がります。

    身だしなみやエチケットで気になるといえば、圧倒的に「口臭」ではないでしょうか。

    口臭、歯の黄ばみ、みっともない!デートでハッピースマイルになるお口ケア

    口臭の原因はひとつではありません。特に虫歯による口臭はただ単にデンタルリンスやガムを噛むことでは改善されません。虫歯治療をきちんと受けることで口臭が改善することもあるため、口臭が気になる場合は虫歯などお口の中のトラブルをまず疑い、早めに歯科医院を受診しましょう。虫歯や歯周病、口臭などにお悩みの方は志木にある当院クローバー歯科クリニックにご相談ください。TEL:☎0484731001☎

    投稿者: クローバー歯科クリニック

    2023.05.01

    こんにちは🦷先月は歯ぎしりについてご紹介したところ、非常に多くの反響を頂きました。続きまして、気になる歯ぎしりの対策法をお伝えします🍀

    実は、歯ぎしりや食いしばりは、日中と夜間で性質が変わってきます。

    日中に起こるのは、癖によるものが大きいです。したがって、その習癖に気づき、意識して改善しようと試みることが可能です。

    しかしながら、夜間に起こるものは、意識コントロールで止めることが困難です。

    通常、歯の組織には咬合力を感知するセンサーが存在し、強い力が加わると反射的に口が開く機能が備わっています。しかし、睡眠中はこの反射が抑制されてしまいます。日中の咬合力は、自身の体重程度と言われていますが、夜間の食いしばり時には、その2〜5倍(体重60kgの方であれば、その5倍…なんと300kg! )になると言われています。

    夜間の歯ぎしりの対策としては、主に次の3つが挙げられます。

    • ・マウスピースをつける
    • ・ストレスを上手に発散する
    • ・眠りの質を向上させる

    最近は、市販のマウスピースなどもありますが、使い続けると顎関節を損傷させてしまう恐れもあるため、歯科医院で、患者様それぞれに合った専用マウスピースを作ることを、おすすめします。当医院でも取り扱いがありますので、お気軽にご相談ください☎

    ちなみに・・・歯ぎしりを放置したときの影響もあります🦷

    • ・歯がすり減る、欠損する
    • ・歯周病が進行する
    • ・顎にダメージを与える
    • ・肩こりや頭痛になる

    歯ぎしりをする状態が続くと、歯が削れたり、最悪の場合、歯が折れたりする場合もあるため、されど歯ぎしり・・・ですよね💦

     

    忙しい現代人にとって、質の良い睡眠はとても大事です🌸せっかく同じ時間体を休めるならば、より良い快適な休み方で心も体もリラックスさせてあげましょう🐶

     

    今月もお読みいただき、ありがとうございました。

    治療・検診のご予約はWEBからもご利用いただけます。

    お電話でも予約受付をしておりますので、ご希望の方はご連絡ください🍀

    クローバー歯科クリニック:0484731373

    投稿者: クローバー歯科クリニック

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