こんにちは!
クローバー歯科クリニックです
蝉の声が聞こえる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏本番となり、いよいよエアコンや扇風機が欠かせなくなってきましたね!
室内でも熱中症になりやすいので、部屋の温度調節には気を付けたい
ところです
何と言っても健康第一!!皆さん一緒に暑い夏を乗り切りましょう
さて、今回は知覚過敏についてお話させて頂きます!
『知覚過敏』ってなに?
皆さんは歯磨きをしたり冷たい飲み物を飲んだらしみたということはないでしょうか?
冷たい物や熱い物を口に含んだ時や歯みがきの際に刺激が歯の神経に伝わり、
しみるような一時的な痛みを感じることがあります。
これを「知覚過敏(ちかくかびん)」といいます。
冷たい物や熱い物以外にも甘味や酸味の強いものも知覚過敏を起こす刺激物になります。
痛みは一過性ですが、時には歯みがきに支障をきたすほど痛みがでることもあります。
知覚過敏症状の主な要因
知覚過敏の症状の要因は次の2つです。
★エナメル質の摩耗
エナメル質とは、歯の外側と表面を覆う硬い組織のことをいいます。
体の中で一番硬い組織ですが、摩耗すると内側の象牙質が露出してしまうことがあり、
それが原因で知覚過敏の症状がでてしまうことがあります。
エナメル質の摩耗は食べ物や飲み物に含まれる酸や歯ぎしり、歯を頻繁に磨いたり強く
磨きすぎることが影響で起こります。
★歯茎が後退してしまう
歯茎の後退が進行していくと、象牙質が露出してしまうことがあります。
歯茎は、毛先が固い歯ブラシで強く磨いてしまったり歯周病や加齢などが原因で
だんだんと後退してしまいます。
予防方法は・・・?
①正しい歯磨きを心がける
歯を磨く時は力を入れすぎないようにしましょう。
また、市販の歯磨き剤で知覚過敏予防のものがあります。
歯磨き剤の中に入っている薬用成分が露出した象牙細管の入口を塞ぎ知覚過敏を
予防したり、症状を和らげてくれるので試してみるのもいいかもしれません!
②酸を過剰に摂取しない
酸が入っている食べ物や飲み物は硬いエナメル質を柔らかくする性質があるので
過剰に摂取しないように注意しましょう。
飲食後はうがいをするなどして酸が長時間歯に付着しておかないようにする事も大切です。
また、酸の入った食べ物や飲み物を口にした後はエナメル質が柔らかく傷つきやすいので
強い力で歯磨きしないように注意しましょう!
③歯医者で定期的に健診を行う
自分で歯磨きしていても歯垢を取り除くことが難しい箇所もあり、それを放っておくと歯石
というものに変化してしまいます。
歯垢と歯石は知覚過敏以外にも虫歯や歯周病の原因となります。
定期的に歯医者で診てもらうことをオススメします
何歳になっても美味しく食事できるよう、健康的な歯を保っていきましょう