こんにちは!

クローバー歯科クリニックです clover

 

 

12月に入り、今年も残すところあと1か月となりました!!

街は秋の紅葉からすっかり冬景色へと変わりましたねgya

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

12月といえばクリスマスですねnote2snow

私は毎年クリスマスは家族でチキンとケーキを食べます!

今年はケーキを手作りしてみようかと考えているので、今からどんなケーキを作ろうかと

ワクワクしています!!

 

皆様はクリスマスの思い出は何かありますか?

子供のころはサンタさんがプレゼントを持って来てくれるのが待ち遠しくて、ついつい

夜更かしをしてしまう…ということもありましたihi

 

 

さて、今回はフッ素についてお話させて頂きます!

 

 

フッ素とは・・・?

フッ素とは化学物質のことで、虫歯を予防してくれる効果を持っています。

フッ素と聞くと一般的に歯磨き粉や洗口液、ガムなどに含まれて販売されている物を

イメージされるかと思いますが、実は野菜や果物にも含まれています。

 

 

フッ素の特徴とは?

フッ素が歯に良いというお話は皆様も1度は耳にしたことがあるとは思いますが、具体的には

どのような効果があるのでしょうか。

 

 

 

①歯の質を強化し、丈夫にしてくれる

歯の表面は、エナメル質という物質によって覆われています。

フッ素にはそのエナメル質を強化してくれる働きがあるため、歯を丈夫にしてくれます。

 

 

 

②再石灰化によって初期虫歯を治してくれる

虫歯は初期段階の症状が軽いものから進行が進んで重度になってしまったものまで様々な段階があります。

初期虫歯とは虫歯になる一歩手前の状態のことを言い、この段階では歯に穴が空いてしまったり

痛みなどの症状はありません。

初期虫歯の場合は再石灰化によって修復することが出来ます。

基本的に口内は常にアルカリ性に保たれているのですが、食事をすると一時的に口内は

酸性に変わりその酸が歯を溶かし虫歯を引き起こす原因となります。

再石灰化とは唾液に含まれるカルシウムなどの成分によって酸で溶かされたところを修復することを

いいます。フッ素はその再石灰化を促進してくれる効果があるため、初期虫歯の修復を手助けをしてくれます。

 

 

 

③口内の酸の量を抑えてくれる

「②再石灰化によって初期虫歯を治してくれる」でもお話させていただいた通り口内の酸は歯を溶かし

虫歯などを引き起こす原因となります。 

フッ素は再石灰化を促進するのと同時に虫歯菌が出す酸の量を抑えてくれる働きがあるので、

虫歯を予防してくれます。

 

 

 

注意することは? 

歯の健康を守ってくれるフッ素ですが、気をつけなければいけない点もあります。

フッ素を過剰に摂取してしまうとフッ素中毒になってしまう可能性もありますので、歯磨き粉や

洗口液などは容量を守って正しく使用するようにしましょう!

また、フッ素配合の歯磨き粉を使う場合は年齢によって1回の使用量の目安が以下のように異なります。

★0歳から2歳・・・1~3ミリ程度(少量でOK)

★3歳から5歳・・・5ミリ程度

★6歳から14歳・・・1センチ程度

★15歳以上・・・1~2センチ程度

 

 

 

フッ素は虫歯の予防に効果的なので、なるべく口内に留めておくことが理想的です。

そのため、歯磨き後のすすぎは1回程度にしておくとフッ素が口内に残り虫歯予防の効果が

長持ちするので、よりお口の中を健康的に保つことが出来ます。

また、大人はもちろんのこと、子供の歯にもフッ素は効果的です。

子供の乳歯の場合は小さく歯の質が大人の歯に比べてやわらかいため、磨き残しが

多くなりやすいのです。

フッ素が入っている歯磨き粉や歯磨きジェルを使うことで虫歯の予防にも効果的ですし

歯の質も高めてくれますglitter

お子様にフッ素が含まれている歯磨き粉などを使用する場合は先程お話したようにフッ素中毒に

なってしまう危険性もありますので、適正な使用量をしっかりと確認してから使うようにしましょう

 

 

 

お口の中の健康は日頃の積み重ねですので、皆様も一緒に心がけていきましょう!

また、当院でもフッ素の塗布やフッ素配合の歯磨き粉を購入することが出来るので、ご希望の方は

お気軽に当院にお越し下さいnico